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NPO法人留学生スポーツ交流協会
 スポーツを通して、国際交流を推進するNPO法人留学生スポーツ交流協会!

留学生スポーツ交流協会 中野 浩一会長 あいさつ

中野 浩一世界各国から日本にやってこられた留学生、就学生、研修生の皆さん、こんにちは。私は、自転車競技選手として4年前、1992年に現役を引退するまで世界各国を転戦してまいりました。そして異国でのレースの厳しさと孤独を何度も味わってきました。留学生の皆さんも遠く母国を離れて日本にやってこられて、いくつかの試練を経験したものと思います。
私は子どもの頃、3ヶ月ほど新聞配達をしたことがあります。学校でふざけて遊んでいるうちに美術の授業で使う機械を壊していまい、それを弁償することになってしまいました。
先生に謝って許されたのだから、そのままでもよかったのですが勇気を出して、壊した仲間で話し合い、それぞれアルバイトをすることにしました。
私は新聞配達を選び、数日がたちました。いまでも忘れられないその日は朝から雪でした。積もった雪が自転車にからみついて前に進まない。タイヤについて雪と泥を棒で落としながらの配達では当然はかどらない。あたりは暗くなってくるし、だんだん心細くなってきました。いっそ引き返してしまおうかと考えましたが、自分からやると決めたことへの意地か、配達先の人や販売店への迷惑がかかると思ったのか、今その記憶はぼやけてしましまいたが、とにかく一生懸命やったことだけは覚えています。私は、この時の経験と頑張りが自転車競技の世界に入る大きなきっかけになったように思えます。
どうか皆さん、日々勉学に励みながら明るく元気に目的を成し遂げていただきたいと心から私は念願します。「留学生スポーツ交流協会」のさまざまな事業を通じて、皆さんの日本滞在の思い出の一つとなり、スポーツという世界共通のコミュニケーションによって世界各国の人達の友好交流が深まることを期待してご挨拶といたします。